2017/04/13 16:48

この夏いよいよリリース!

ホンダ「シビック・タイプR」の歩みを2分で知る

Text:Reggy KAWASHIMA Photo:HONDA MOTOR CO., LTD

2017年夏の国内販売が予定されているホンダ新型「シビック・タイプR」。スポーツカー好きの間ではかなり話題になっているが、今回はこのホンダが誇るスポーツモデル、シビック・タイプRの歩みを駆け足で辿ってみよう。

 

初代の登場は20年前だった

 

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初代の登場は1997年。ベースモデル「シビック」のマイナーチェンジに合わせて、3ドアのシビックに運動性能と走る楽しさを付加したモデルとして投入された。ホンダのレーシングスピリットを継承し、クルマを走らせる真の歓びをより多くのドライバーに堪能して欲しい、という願いが込められた。 

 

初代最大の特長は、なんといってもエンジン。自然吸気エンジンとして世界最高峰の高出力、リッターあたり116psを実現した1.6リッター直列4気筒DOHC VTEC タイプR専用エンジン(最高出力185ps/8200rpm)を搭載したのだ。

 

またボディの剛性向上と軽量化を両立しており、鋭い旋回性能を導くトルク感応型ヘリカルLSDの装備もトピックのひとつ。ホールド性を高める真っ赤なレカロ社製バケットシート(可倒式)とコーディネートしたインテリアや、ショートストロークチタン削り出しシフトノブの採用など、人車一体感のある走りを実現する各種装備は、のちの後継モデルにも引き継がれた。

 

2代目は「Dangan Hot Hatch」がコンセプト 

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2代目は2001年に登場。その開発コンセプトは「Dangan(弾丸) Hot Hatch」。「走る・曲がる・止まる」という基本性能を高め、力強さを表現したデザインを誇るエキサイティングな3ドアハッチバックとして誕生した。テーマは「ニュー・ブリットフォルム」、「エキサイティング・パフォーマンス」、「セイフティー&エコロジー」の3つだった。

 

徹底して吸・排気効率を高めた最高出力215psの2.0リッター直列4気筒DOHC i-VTECエンジンと、クロスレシオ6速MTを搭載。サーキットを含むスポーツ走行時の高い動的性能とともに、一般路での爽快な走り味も実現している。

 

エアロフォルムバンパー、レカロ社製フロントバケットシート、MOMO本革巻3本スポークステアリングホイール、インパネ配置の6速MTアルミシフトノブの採用など、走りの気分を盛り上げる装備の数々も充実していた。

 

この2代目はホンダとして初めて、英国「Honda of the U.K. Manufacturing」で生産され、日本に逆輸出されたモデルとしても記憶に残る。

 

3代目は4ドアが先行してリリース 

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2007年には3代目がリリース。2.0リッター直列4気筒の自然吸気式タイプR専用エンジンを搭載し、引き続き6速MTを採用。軽量化と高剛性化の両立とともに、タイプR専用のサスペンションや18インチタイヤ、制動力を高める17インチの大径ディスクブレーキ(フロント)を採用するなど、高い走行性能を実現。さらに、低く幅広いフォルムに空力性能を高める専用エアロパーツの採用など、ノーマル仕様から大幅な変更が施された。運転を気持ちよくサポートする専用シートや専用メーターパネルの採用などと相まり、より操縦しやすく、タイプRならではの速さと一体となる、走りのよろこびを追求している。

 

自然吸気式2.0リッター直列4気筒DOHC i-VTECエンジンの型式はK20A型。吸排気効率と圧縮比を向上し、最高出力225ps/8000rpm、最大トルク215Nm/6100rpmを達成。これはポート表面を滑らかにし、吸排気抵抗を低減する「NSX製法へッドポート処理」の伝承効果といえる。

 

この3代目はシビック・タイプRとしては初の4ドアモデルとなったが、一定数のファンを獲得していたインテグラ・タイプRの4ドア版がすでに生産を終了していたため、久しぶりの4ドア・タイプRの復活としても話題になった。 

 

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