2017/03/22 18:26

小さなボディにハイテクを凝縮!

スズキが燃料電池バイクの公道試験を開始

Text:Yasushi HOSODA Photo: SUZUKI MOTOR CORPORATION

3月21日、スズキは車両型式等認定を受けた燃料電池二輪車「バーグマン フューエルセル」でナンバープレートを取得し、公道走行試験を開始すると発表した。

 

航続距離は60km/hの定地走行で120km

 

「バーグマン フューエルセル」は、2016年2月に国交省が公布・施行した道路運送車両法の燃料電池二輪車に関する保安基準に基づき車両型式を申請。同年8月に型式認定を受けた。その後2017年3月に18台の同車両のナンバープレートを取得し、公道走行を開始。燃料電池二輪車の市場性の確認を行う。水素の充填については、静岡県や福岡県などに設置された水素ステーションを活用する。

 

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スズキは2006年より、環境に配慮した燃料電池二輪車の開発に取り組み、軽量・シンプルな空冷式燃料電池を搭載した燃料電池スクーターで技術を蓄積してきた。このたび公道走行を試すバーグマン フューエルセルは、街乗りに適したスクーター「バーグマン200(税込車両価格52万3800円)」をベースに、水素タンクをフレーム内にレイアウト。これまでのスクーターと同様のスタイルを実現しているのが特徴だ。

 

モーターを駆動させる主電力に燃料電池を使用し、加速時のアシストとモーターからの回生電力を回収して燃費を向上させるため、リチウムイオン二次電池を組み合わせるハイブリッドシステムを搭載。燃料タンクは圧縮水素(700気圧)で、モーターはリアホイールに内蔵した高出力インホイールモーターを採用している。なお航続距離は60km/hの定地走行で120km(スズキ社内テスト値)を実現している。

 

スズキ・バーグマン フューエルセル主要諸元

・全長×全幅×全高:2095×740×1365mm

・車両重量:199kg

・燃料電池:固体高分子型燃料電池(強制空冷/定格出力3.5kW)

・原動機種類:交流同期電動機(定格出力2.0kW)

・最高出力:4.5kW/7650rpm

・最大トルク:23Nm/1870rpm

・二次電池:リチウムイオン電池(電圧2.4V/容量2.9Ah)

・燃料:圧縮水素(燃料タンク容量10L)

・最高速度:75km/h

・乗車定員:2名

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