2016/10/24 21:50

【旅/ドライブ】YANASE presents

「この道、この旅。」~佐賀県・国道204号線 編

Text:Naohide ICHIHARA (Editor in Chief) Photo:Daijiro KORI

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美しい国を、愛しいクルマで%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ab_2

FILE.05 佐賀県 国道204号線 編

 

全国のヤナセから試乗車を借り、おすすめドライブコースを紹介する本企画。実りの秋、今年は佐賀が熱い! 11月上旬には勇壮な例大祭「唐津くんち」が、同じ時期には佐賀市で19年ぶりとなる熱気球の世界大会が開かれる。さらに初の日本製磁器である有田焼は、今年でちょうど400年を迎えた。そう、佐賀はいまが旬。その魅力を満喫できる、こんな“欲張りドライブ”はいかが?

 

それは玄界灘の恵みと焼物の聖地を巡る旅

 

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▲国道204号線は佐賀県唐津市から長崎県佐世保市まで、玄界灘に突き出した東松浦半島、北松浦半島の海沿いを走っており、その総延長はおよそ160㎞。今回はそのうち唐津から呼子、伊万里までをドライブ、さらに204号線からは外れるものの、「佐賀焼物三大聖地」の制覇を目指して有田まで足を伸ばしてみた。これで約100㎞のドライブコースだ。

 

「静中に動あり」。今回、国道204号線を唐津から呼子、伊万里、そして有田までドライブして、そんな言葉を思い出した。

 

 連れ出したのは新型になって間もないメルセデス・ベンツEクラス。クルマをお借りしたのは、こちらも4月にオープンしたばかりのヤナセ佐賀支店である。ピカピカのショールームを後にし、まずは長崎自動車道を唐津方面へと向かう。

 

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▲松浦川の河口、対岸から山の上に立つ唐津城を望む。唐津は海と山、川に囲まれた美しい街だ。

 

 天守閣を鶴の頭に見立てると、左右の松原はまるで翼のよう。そんなことから唐津城は別名「舞鶴城」と呼ばれているそうだ。唐津湾に注ぐ松浦川の河口、小高い山の上に凛として立っているから、川沿いの道や橋を行くだけでその美しい姿を眺めることができるだろう。近くには有名な唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」の曳山(ひきやま)が収められた展示場も。取材時は11月の晴れ舞台を前に準備万端、という風情で14台がひっそりと佇んでいた。

 

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▲曳山展示場。唐津くんちは例年11月2~4日にかけて行なわれる。

 

 さて、国道204号線は唐津市街を避けるバイパスとしてスタートするのだが、それが東松浦半島の”周遊道路“としての顔を見せはじめるのは、市の北側にある「唐房入口交差点」を過ぎたあたりから。交差点を海側に進み、港町らしい風景の中をしばらく行くと、いきなり視界が開けて右手にグリーンの唐津湾が広がる。気持ちいい!

 

 そして一時間ほど走ると半島の北端、呼子にたどり着く。呼子といえばイカや朝市が有名だが、玄界灘に削られたリアス式海岸が織りなす絶景の数々も見逃せない。特にランドマークの呼子大橋は、下から見上げても実際に走っても、上から眺めても実に絵になるのだ。

 

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呼子のランドマークといえるのが、半島と加部島との間にかかる呼子大橋。渡った先にある「風の見える丘公園」からは、さきほど通ってきた橋の見事な姿を一望できる。また呼子といえばイカも有名。新鮮な活き作りは水晶のように透き通っている!

 

 途中、「浜野浦の棚田」で知られる玄海町を抜け、およそ一時間半ほど走るといよいよ伊万里に到着する。焼物で有名な街だけに、橋の欄干や商店街の入口には見事な伊万里焼の大壺や人形が飾られていて、行く者の目を楽しませてくれる。クルマを駐めて散策するのも楽しそうだ。

 

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▲伊万里川にかかる相生橋。市内の大きな橋の多くは、このように見事な焼き物で飾られている。

 

 続いて向かった有田では、皿山通りでウインドーショッピングを楽しんだ。名窯の伝統的な作品だけでなく、現代的にアレンジされたモダンな焼物も想像以上に種類が多く、そのコントラストがとても新鮮だった。

 

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▲有田は日本における磁器発祥の地で、2016年はちょうど400年を迎える記念すべき年。さまざまなイベントが行なわれているから、観光協会のホームページでぜひチェックを。こちらはメインストリート、皿山通りの裏手に続く「トンバイ塀」。耐火レンガや陶片を赤土で塗り固めて作られており、焼き物の町らしい独特の風景を形作る。

 

 唐津城も、穏やかな玄界灘に浮かぶ島々が織りなす風景も、無駄を削ぎ落としたカタチの中に、確かな主張を宿す焼物も。すべてが静かに熱くこちらに語りかけてくるような、そんな心地よい佐賀の旅だった。

 

国道204号線~旅の風景

 

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佐賀市の筑後川昇開橋。旧国鉄佐賀線の昇開式可動橋で、1935年に開通、1987年に廃止。現在は遊歩道として利用されており、その歴史的価値から国指定重要文化財、日本機械遺産に認定されている。

 

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毎年、アジア最大の熱気球大会が開かれている佐賀市。その市内中心地に2016年10月、「バルーンミュージアム」がオープン! 10月28日~11月6日には19年ぶりに世界大会も開かれる。

 

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唐津城に虹の松原、玄界灘が一度に見渡せる鏡山展望台にて。虹の松原は三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原のひとつに数えられる名勝。その中をゆく唐津街道を走るのも爽快だ。

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呼子大橋を渡った先、加部島の突端にある杉ノ原放牧場では、雄大な景色の中で牛がのんびり草を食む。展望所や遊歩道がよく整備されており、海風を感じながらの散策が楽しい。

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日本の棚田100選にも選ばれた、有名な「浜野浦の棚田」も国道204号線沿いに。ご覧のように日中も美しいが、夕日がちょうど棚田の向こうに沈む夕暮れは特に素晴らしい。

 

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東松浦半島の西には鷹島、福島というふたつの大きな島があり、国道204号線を少し外れて橋を渡ればそこはもう長崎県だ。上は鷹島との間にかかる「鷹島肥前大橋」、下は福島にある大山展望所からの眺め。なお今回の試乗車はメルセデス・ベンツE200アバンギャルド・スポーツで、車両本体価格は7,270,000円。

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こちらは窯元街として知られる伊万里の大川内山(おおかわちやま)。市街からクルマで南へおよそ10分ほど行ったところにある。

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有田焼400年に沸く同町では、器に地元の焼物を使う食事処やレストランが多い。また九州各地の陶磁器の歴史を俯瞰して学ぶことができる、県立の「九州陶磁文化館」もここ有田にある。

 

今回試乗車をお借りしたお店

ヤナセ佐賀支店

(メルセデス・ベンツ佐賀)

〒849-0918 佐賀県佐賀市兵庫南3-1-12

TEL:0952-37-9985

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フレッシュな店舗を支える九州一のベテランセールス

 

 最新のメルセデスデザインを纏う佐賀支店には、九州のヤナセでいちばん長いキャリアを持つベテランセールス氏がいる。「以前から久留米支店で佐賀を担当していましたが、これからはより充実した体制でカーライフをサポートいたします」。こう語る髙橋 浩さんは、’84年の入社以来ずっと九州の輸入車シーンを見続けてきた頼もしい存在。ドライブの相談もしてみては? 趣味はアウトドアということで、佐賀支店のスタッフに“エキストラ”をお願いして、愛用のキャンプ道具一式の前でパチリ。

 

 

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Text:Naohide ICHIHARA (Editor in Chief) Photo:Daijiro KORI

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